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占い師
眠れない夜・・・
時計の針は
とうに12時をまわり
ひとり静かに
ハーブティを飲む
「私の好きなお茶はローズヒップ」
そういうと彼は
「お尻？ 変な名前」
そう言って 笑っていたっけ
そんなことを思い出していたら
メッセが飛び込んできた
よく当たる占い師がいると・・・
すぐに私のことを占ってもらった
「いろんなことが有ったんだね
彼は 貴方のこと
心配していた
そして 今も心配している
貴女の傍にいるよ・・・」
占い師のその言葉に
涙がこぼれた
「貴女は いつも
誰かが来るのを待っている
自分で歩かなくちゃ
新らしい出会いはある
それを探さなくちゃ
彼が守ってくれるよ・・・」
霊媒体質と言われて
ちょっと怖かったけど
あの人が傍にいるって言われて
後から じんわり うれしくなった
傍にいてほしい
形がなくても・・・
風で小枝がカサカサするたびに
あの人の囁きが聞こえる
「君を想ってる・・・
傍にいるよ」
28 April 2005
Music by 遠来未来